
【複雑でエレガント、長い余韻のサントネ・プルミエクリュ】
赤スグリやブラックチェリーなどの果実香にローズヒップやドライハーブ、コリアンダー、シナモン、カカオやバニラが混じり合います。金属的なミネラルのニュアンスと、なめし革やペッパー、腐葉土などの熟成香もあらわれ、複雑でエレガントです。口に含むとなめらかでしなやか。繊細なタッチで、じんわりと果実のボリュームが感じられます。
〈ヴァンサン ジラルダンについて〉
ジラルダンは良いワインを造るためには良い葡萄が必要で、良い葡萄を育てるためには畑でたくさん作業をしなくてはならないと考えています。ワイン造りの哲学は、『畑はなるべく手を加え、醸造は出来るだけ自然に。』です。農薬は使わず、畑を深く掘ります。 また、10〜15年前から、肥料にオーガニックのコンポスト(牛など動物の糞、葡萄の皮、剪定した木の枝)を使用しています。2007年からビオディナミに転換しました。一方、ワイナリーの設備はモダンにしています。畑は昔同様の人の手間をかける一方、醸造ではしっかりとした温度管理のできる完璧な近代設備を持つワイナリーが、温暖化していく中で、今後とても重要であると考えています。
生産国:🇫🇷フランス
生産地域:ブルゴーニュ > サントネイ
生産者:ヴァンサン ジラルダン
葡萄品種:ピノ・ノワール 100%
アルコール度数:13.5%
発酵:温度管理差されたステンレスタンクで3週間かけて発酵
熟成:フレンチオークの樽(20%新樽)で14ヶ月熟成
タイプ:辛口赤
飲み口:ミディアムボディ
飲み頃温度:16℃
相性のいい料理:ジビエ、赤身肉のロースト、鶏肉のハーブ焼き、スパイスを効かせた料理など