フランスワインの歴史について

フランスワインは歴史によって

形を変えながら現代に受け継がれいます・・

今回はそんなロマンを感じられる

フランスワインの歴史についてお話しします♪

 

現在のイラクにあたるメソポタミア地方では

6000年から7000年ほど前の

紀元前5000年頃の遺跡に

ワイン造りで使われたと思われる

石臼やブドウ畑の痕跡が発見された事から

この頃にワイン造りが始まったと

考えられています。


その後、エジプトや現在のレバノン、ギリシャにも

伝わったとされています。エジプトでは

壁画にワイン造りの光景が描かれた壁画が

見つかっています。


紀元前600年頃には

一部のギリシャ人が南フランスの

マルセイユに移り住んだ事で

ワイン造りの技術が伝わり

フランスワインが生まれたと言われています。


つまり

フランスワインは現在のイラク周辺で生まれ

ギリシャ人が普及させたと考えられているのです。


紀元前55年

「賽は投げられた」で有名な

ガイウス・ユリウス・カエサル率いるローマ軍が

ヨーロッパに侵攻した事で

ブルゴーニュ地方やボルドー地方、

シャンパーニュ地方などフランス各地に

ワインの製法技術が伝わりました。


ローマ帝国時代には

貴族たちがより上質なワインを求めるようになり

ワイン造りがフランス国内で盛んになってきたのです。


またローマ帝国では

キリスト教を国教としていました。

聖書ではワインは「キリストの血」という

神聖で貴重なものとされ

ミサなどの儀式で欠かせない存在となりました。


16世紀の大航海時代にはフランスワインの技術が

世界中に広まりました。これが世界各地でワインが造られる

きっかけとなったのです。


当時、ワインの原料であるブドウ畑は

教会が所有していましたが

1789年に起きたフランス革命によって

成立した共和国政府は

教会から畑を没収し

それを国民に売却したのです。

多くの人がブドウの栽培を始めたため

ワインの味や品質にばらつきが目立つ様に

なりました。


さらに19世紀に入ると

ウドンコ病、ベト病、フィロキセラ被害など

病害が流行しました。


また20世紀には

第一次世界大戦や世界恐慌の影響で

ワインの需要が低迷し

過剰に生産され劣化したワインが

市場に出回るなどフランスワインの評判が

地に落ちてしまいました。


そこでフランス政府は

1935年に

AOC(原産地統制名称法)を施行。

これによってフランスワインの品質が

守られるようになりました。


実は2009年に

EUの規定変更によってAOCにかわり

AOP(原産地呼称保護ワイン)が導入されました。

これは

最高級のAOP、

中ランクのIGP(地理的表示保護ワイン)

低ランクで特定の産地表示がないVin de table

の3種類に分類されています。



数千年前の人々が

楽しんでいたワインを

現代の私たちも飲んでいる。

とても不思議な気持ちになりませんか?

これだけ長く受け継がれ愛されている

ワインには他のお酒にはない

魅力があると思います。

CONOMINI創業者の阿部も

このワインの魅力に影響を受け

事業を立ち上げました。

まさにワインで人生が変わった一人です。


CONOMINIユーザーの皆様にも

人生を変える様な一杯を

お届けできるよう

サービス向上に努めて参ります。