シャルドネについて

白ワインの女王？！

そう称される世界的なブドウ品種について

お話しします♪

 

世界で最も名を知られた

白ワイン用のブドウ品種シャルドネ。

「白ワインの女王」とも呼ばれていますが

世界各地で栽培されているシャルドネは

土地や気候、醸造方法の影響を受けやすい品種です。

そのため、同じシャルドネでも

造られた地域などによって

味わいが異なることがあります。

 

この記事では、シャルドネの特徴と

地域による違いを主な生産地別にご紹介します。

 

●白ワイン用ブドウ品種の代表格

シャルドネは果皮が緑色の

白ワイン用ブドウ品種の代表格です。

フランス東部ブルゴーニュ地方原産で

マコネにあるシャルドネ村で生まれたともいわれますが

真偽のほどは確かではありません。

シャルドネの誕生については諸説ありましたが

遺伝学の研究の結果、ピノ・ノワール品種と

グエ・ブラン品種の自然交配により

誕生したことがわかっています。

 

●地域などによって味わいが変化する

シャルドネは世界中で栽培されていますが

それは、環境への順応性が高く

温暖な地域から冷涼な地域まで

どこでも良質なワインを造ることができるからです。

また、ブドウそのものに突出した個性がないため

テロワール（栽培される地域の気候や土壌）や

造り手の個性（醸造方法）がワインに与える影響が大きく

その味わいは変化します。

冷涼な土地の場合は

すっきり上品な味わいになり

リンゴなどの香りを感じることもあります。

温暖な土地の場合は

まろやかでコクのある味わいとなり

パイナップルなどの完熟した果実のような

風味を感じられます。

なお、香りは熟成期間によっても変化します。

 

 

●主な生産地は？

世界中で生産されているシャルドネですが

主な生産地は、フランスのブルゴーニュ地方と

シャンパーニュ地方、アメリカのカリフォルニア州、

そして、日本でもおなじみになった

南アメリカ大陸のチリです。

土地や気候、作られ方の影響によって

味わいが異なるシャルドネには

飲み比べる楽しみがあります。

レストランで白ワインを頼むときに

「シャルドネから選びたいのですが…」と言って

ワインリストの中から生産地や値段で選んでもいいですし

ずばりフランスの有名な生産地

「シャブリにしたい」と言って

そこから選んでもいいでしょう。

 

また、CONOMINIを自宅で楽しむときは

アメリカやチリをはじめとした新世界のものや

フランスの有名ワインなどさまざまなシャルドネを試して

「自分だけのとっておきのシャルドネ」を決めてもいいでしょう。

 

どんなシャルドネでも

白ワインの女王であることに変わりはありません。

女王ならではの色と香り、味わいを楽しんでください♪