オーストラリアワインについて
オーストラリアといえば??
コアラ?
カンガルー?
いえいえ!
実はオーストラリアワインも
世界的に注目され始めているんです!!
今回はそんなオーストラリアワインについて
お話しします♪
オーストラリアは
カジュアルな価格で高品質なワインを生み出す
ニューワールドの中でも
輸出量が多いことで知られています。
しかしワイン造りの歴史はまだ200年あまり。
一体どうやって世界屈指のワイン生産国に
なったのでしょうか?
オーストラリアにブドウの木が持ち込まれたのは
1788年です。当時、オーストラリアには
ブドウ自体が存在していませんでした。
1800年代後半になるとイギリスにワインを
輸出する様になりますが
輸出されるものと国内で消費されるものは
ともに甘口の酒精強化ワインに
偏っていました。
※酒精強化ワインとは醸造工程中に
アルコールを添加して
ワイン全体のアルコール度数を高め
味にコクを持たせ保存性を高めた
ワインの事でシェリーなどが
代表的なものとして挙げられます
第二次世界大戦後にワインの潮流が
辛口のテーブルワインへ戻ると
オーストラリアでも
国際品種を使った辛口ワインが
造られるようになりました。
さらに
ブティックワイナリーの出現や
大手ワイナリーの参入などを経て
オーストラリアのワイン造りは
飛躍的に発展を遂げたのです。
また
2025年までにオーストラリアワインの
世界的な認知度を上げて
輸出量を増やすべく
具体的な政策と数値目標を掲げていました。
しかし
2005年の時点で
目標を達成し
当時の輸出量では世界4位という
成績をおさめました。
これらの背景には
オーストラリアの豊かな土壌が
関係しています。
特に有名なのがクナワラという産地の
テラ・ロッサです。
石灰岩質土壌を赤い粘土質の土壌が
覆ったもので、この土壌を持つ地域は
全体が真っ赤に染まったような風景になります。
この様な土壌には
元々ブドウの栽培に影響を与える
害虫やウイルスがいなかった事も
良い点として考えられています。
最大のワイン産地である
南オーストラリア州は
大手メーカーの畑が多く
気候が安定している事も
低価格で良質なワインを製造可能にしています。
元々の豊かな土壌や
ワイン造りに適した気候になどの
要素が重なり
他国に負けないワインが
造られるようになったのですね。
CONOMINIでも
ラインナップに含まれておりますので
お手元に届いた際は
お楽しみください♪